ビジネスに、迅速な成果やリスクヘッジが強く求められる時代。投資においても、経営戦略においても、より確かなマーケティングの必要性が高まっています。もちろん、ホテル・旅館ビジネスも例外ではありません。先が見えにくい時代だからこそ、緻密な現状調査や将来予測が重視されているのです。
当社では、一般的なマーケティング項目である需要分析と競合分析に加え、価値に大きく影響する生産性分析を重視した調査を行っています。また、ホテル・旅館が提供するサービスの評価は、利用者の「気持ち」による部分が大きいことから、心理学や脳科学の観点に立ったニューロマーケティング(※1)やサイコグラフィックス(※2)を取り入れた分析をできるだけ取り入れ、結果を分かりやすくご報告いたします。さらには、調査ご依頼の目的に沿って、必要に応じてターゲットとすべき顧客層を導き出し、それに沿ったマーケティング戦略をご提案いたします。
- ※1 ニューロマーケティング
- ニューロマーケティングとは、「脳の反応」という観点から消費者の行動を解明し、販売促進に活用していくマーケティング手法です。人の「気持ち」を科学的に把握することで、複雑な消費者心理により合致した商品開発や販売戦略を行うことが可能。1990年代頃から始まった新しい研究領域ですが、既に、欧米では広告展開やブランディングで大きな成果を挙げ始めています。
- ※2 サイコグラフィックス
- 従来、マーケティングにおける消費者分類は、性別、年齢、職業といった基本的な属性を基準にする「デモグラフィックス」と呼ばれる方法が一般的でした。しかし、消費行動が多様化するに伴い、この方法では実態を捉えきれなくなってきたことから、新たな分類方法として用いられるようになったのが、ライフスタイルや価値観、それに基づく行動といったものを属性基準とするサイコグラフィックスです。 サイコグラフィックスは、デモグラフィックスに比べ、消費行動に直接結びつく要素を分類属性としているため、よりターゲットに合ったマーケティング戦略をとることが可能になります。